Blackey レプリカ製作

Black_Smileyのカウルを雄型にして、レプリカを作製します。
完成した雌型の表面を平らにする作業を少しでも楽にするため、マシンを飾っていたカッティングシールを剥がします。
スクリーンを樹脂から保護するため、表面にラップを張ります。
極力、シワを作らないように、ラップを引っ張りながら貼ります。
また、カウル同士の接合部分や傷の部分から樹脂が入り込まないように、テープを貼って保護をします。
カウル全体を一度に積層しないため、分割板を作って取り付けます。
分割板は、カウルの形状に合わせながらベニヤ板を切り出します。
今回は、6分割にします(下図 参照)。
この時の注意点として、分割板は雌型の中心が、雄型の中心にくるように、ベニヤ板をカウルの中心より少しずらして取り付けます。
分割板が傾かないように、割り箸を、後から剥がせるようにグルーガンで接着します。
また、分割板はカウルに対して垂直になるように取り付け、カウルと板との隙間から樹脂が入り込んで、積層しない部分に樹脂がつかないように、積層しない側から粘土を詰め、積層する側にはマスキングテープを貼ります。
 ※赤い線は分割板です。
 ※数字は積層の順番です。
 ※( )は裏側を表します。
『こんなテープの貼り方では“ダメ”!!』と隊長から指摘を受け、初めからテープを貼り直します。
また、テープの種類も“マスキング・テープ”の方が薄くて、雌型に出来る凹凸も少ないため種類を変更しました。
分割板を取り付け終わったら、離型剤(PVA)を吹き付けます。
吹き付ける時は、塗りむらが出ないようにスプレーガンで吹き付けます。
本来なら、吹き付けては乾かし・・・を3・4回でいいのですが、カウルは1つしかないので、念のため5・6回繰り返します。
多少吹き付け過ぎても、マシンに離型剤(PVA)が付くまでに、空気に触れているため、半ば乾き気味になっているので垂れることはありません。
離型処理を済ませたら、次はゲルコートを吹き付けます。
ゲルコートは、雌型の表面を滑らかする効果があります。
本来は、スポンジなどで塗るのですが、今回はスプレーガンで吹き付けたのですが・・・途中、何度もゲルコートがスプレーガンのノズルに詰まり、アセトンで溶かしながら吹き付けました。
吹き付ける時には、離型処理をしていない部分に付くといけないので、処理を施していない部分には新聞紙で目張りをします。
ゲルコートを触って、指紋が残る程度になったらガラスマットを積層します。
今回は型と言うこともあり、ガラスマットは2プライ積層し、樹脂と硬化剤の量は、樹脂100ccに対し硬化剤4ccの100:4にしました・・・気候に合わせてなんですけど、基本は“100:1”なんですけどね!
ガラスマットに樹脂を塗る前に、積層部分に積層するガラスマットを押し当てて、癖を付けておくと積層が楽に出来ます。
角の部分にしっかりと癖を付けておくと、よりいっそう積層が楽になりますよ♪
樹脂を塗る時も、角は剥がれやすいので、樹脂を少し多めに塗り他の部分がズレないように、しっかりと押えつけます。
樹脂が硬化したら、分割板のみ剥がします。
途中、分割板を巻き込んだ状態で積層してしまった箇所があるため、カッターなどで切り離しながら剥がし、隙間に少し厚みのある物を差し込むと、簡単に剥がすことができます。。
全てを積層しないで型を雄型から外してしまうと、多少歪が出てしまい合わなくなる可能性があるため分割板のみ剥がします。
分割板が無くなっても、分割板の部分にも積層をしてあるため、次回からはその部分が分割板の変わりになります。
分割板は、必要が無くなった箇所から剥がします。
全ての部分の積層が終わったため、雄型から型を外し、外した型の表面を耐水ペーパーで鏡面化します。
耐水ペーパーは、荒い目から細かい目へと番手を上げながら磨いていきます。
今回は、1000→1200→1500を使用しました。
また、型の表面はゲルコートを吹き付けてあるため表面は滑らかなのですが、マスキングテープを貼った部分には多少の凹凸がありました。
凹凸の処理方法は、凸の部分は荒い番手(今回は180〜240を使用)耐水ペーパーで削り、凹の部分は油性のパテを盛って、余分な部分をヤスリと耐水ペーパーで削ります。
型を外してみてわかったのですが、ゲルコートをスプレーガンで吹き付けると、塗りむらが出ていたため、ゲルコートが付いている部分は非常に滑らかなのですが、薄い部分は、あまり滑らかではありません。次回からはスポンジで塗ることにしました。
鏡面化が終了したら、雌型の内側に離型剤(PVA)を雌型作製時と同様の手順と回数で吹き付けて乾燥させて積層します。
この型には折り返しを付けるため、ベニヤ板を切り出し雌型に接着し、積層します。
今回も雌型同様、ガラスクロスは2プライで積層します。
型から外してみると、綺麗に型が出来ていました。
雄型にあったラインも綺麗に出すことが出来ましたよ♪
全て積層も終わり、離型剤(PVA)も洗い流しました。
このまま、型同士を接着すればレプリカが完成しますが・・・この先、この型どうします?
いっそ・・・いやいや、ここから先は企業秘密です。
それでは、みなさん!!今後の展開にご期待ください♪